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柔道整復師に向いてる人の特徴9選!やりがいと適性を知っておこう!

柔道整復師

柔道整復師を目指しているけど、自分に向いているのだろうかと不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、柔道整復師に向いている人、向いていない人の特徴をそれぞれ解説し、やりがいについても紹介していきます。

柔道整復師は、患者さまの回復を間近で見守ることのできる職業ですが、技術力や責任感も強く求められます。やりがいのある仕事だと思いますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

1.柔道整復師に向いてる人の特徴9選

柔道整復師を目指すにあたって、これさえあれば絶対に成功するといったことはありません。とはいえ、柔道整復師に向いている人の特徴はありますので、1つずつ見ていきましょう。

向上心がある人

柔道整復師は、常に新しい技術や治療法を学んでいける向上心のある人が向いています。

科学技術の発達により医療業界でも新しい治療法や技術が登場したことで、今までは常識だった治療方法も実は最善策ではなかったということもあるでしょう。

また、スマートフォンの普及など、生活様式の変化によって患者さまの不調も変わってきます。柔道整復師に向いている人は、新しい治療法や技術、身体の不調に対して常にアンテナを張り向上心をもって学び続けることができる人です。

手先が器用な人

柔道整復師の施術は、手技を用いたものが多いため手先の器用な人が向いているといえます。

柔道整復師は包帯やテーピングを用いて、脱臼や骨折、捻挫の固定などの施術は患者さまの体格や症状に合わせて細かい調整が必要です。

また、施術中は患者さまの身体に直接触れることで筋肉や骨の状態を感じ取れる繊細さも重要になってきます。

コミュニケーション力がある人

柔道整復師は、患者さまから症状を聞き取り適切な施術を考えるため、患者さまから正しく症状を聞き取るコミュニケーション能力が求められます。

柔道整復師が施術を行う患者さまは、老若男女さまざまです。相手によって言葉遣いや、説明の仕方を考えて誰でも理解できるよう話す必要があります。

また、患者さまはケガや不調を抱えていて不安を感じている人が多いため、心理を理解して不安を解消してあげるためにもコミュニケーション能力が重要です。

観察力がある人

患者さまの状態を正確に把握するために、観察力がある人が柔道整復師に向いています。
施術を受けに来る患者さまの中には、不調を感じているけど具体的に言葉で説明できない方もいらっしゃいます。

また、患者さまが不調を感じている部位と原因となっている場所が異なる場合もあるため、患者さまの訴えだけで治療の判断だけでなく根本的な原因を解消してあげることが鍵となります。

些細な表情や、身体の状態の変化を機敏に感じ取り施術に生かしていくことで患者さまから信頼を得られるでしょう。

健康と清潔感を意識する人

柔道整復師は医療従事者であり、自分自身の健康に保つことも重要な仕事です。見るからに顔色の悪い人から健康指導を受けても説得力はないでしょう。

また、患者さまの身体に直接触れて施術を行うため、健康なだけでなく見た目にも気を遣う必要があります。例えば、制服が汚れている、爪やヒゲが伸びているなどの状態では患者さまが安心して施術を受けられません。

謙虚な人

柔道整復師は、患者さまから「先生」と呼ばれることもありますが、気を大きくせず謙虚な気持ちでいることが求められます。

学校を卒業して柔道整復師として整骨院などに就職すると、20代の早いうちから「先生」と呼ばれるようになるため、つい傲慢になってしまうことがあります。技術に自信を持ちすぎると、自分の手技に頼った独善的な施術に走ってしまうこともあるでしょう。

常に患者さまを第一に考え、謙虚な気持ちを持ち続けることが患者さまにとってベストな施術に近づけるポイントになるでしょう。

体力に自信がある人

柔道整復師は立ち仕事です。基本的なことにはなりますが、やはり体力は欠かせません。

手を使って患者さまのこりをほぐしたり、同じ姿勢で力を加え続けることに加え、そもそもの拘束時間が長くなることもあります。

少し極端にはなりますが、体力があり長く仕事を続けることができれば知識や技術は後からついてくるため、体力に自信がある人は柔道整復師に向いているでしょう。

臨機応変な対応力がある人

柔道整復師は患者さまの細かい状態に合わせた施術が必要となるため、臨機応変な対応ができる人が向いています。たとえ似たような症状であっても、患者さま一人ひとりに合わせた施術が必要です。

また、施術後の経過や感じ方も患者さまごとに異なるので、それぞれに合わせた柔軟な対応が必要となります。

スポーツ競技に対する知識がある人

スポーツによるケガが原因で来院する方も多いため、スポーツに関する知識を持っている人も柔道整復師に向いています。

スポーツの知識は施術に役立つだけでなく、患者さまと良好な関係を築くことにもつながるでしょう。

2.柔道整復師に向いてない人の特徴

柔道整復師に向いていない人の特徴もあります。

とはいえ、向いている人の特徴と同じようにこの特徴に当てはまるからと言って柔道整復師には絶対になれないというわけではありません。

柔道整復師を目指している人で、以下の特徴に当てはまる人は改善の努力をしましょう。

大雑把で責任感がない人

柔道整復師の施術は、綿密な理論に基づいて行われなければならず大雑把で責任感の無い人には向いていません。

特に治療機器を用いて行う、物理療法は時間や強さなど正しく使わないと効果がないどころか、逆に危険を伴います。

人の命や健康に携わる仕事を行っているという責任感を持ってルールを守る意識を持つことが重要です。

忍耐力がない人

施術はすぐに結果が出るとは限らないため、変化の少ない患者さまと向き合い続ける忍耐力が求められます。

施術の中には固定や幹部の安静のために、患者さまの日常生活を制限するものもあります。こうした治療は精神的にも大きな負担となり、患者さまが治療をあきらめてしまうケースもあります。

そのような結果にならないために、進捗共有や施術方法の検討、目標設定などを工夫し、患者さまと辛抱強く向き合い続けることが、柔道整復師にはとても重要です。

3.柔道整復師のやりがい

柔道整復師のやりがいは、自分の施術によって患者さまのケガが回復したり、元気になっていくのを間近で見られることです。

治療が進むことで信頼関係が強くなり、自分を頼って来院してくれる患者さまができることに喜びを感じることもあります。

柔道整復師は独立して自分の整骨院を持つこともできるので、開業して自分の方針で働くことができる点もやりがいの1つです。

4.まとめ:向いている特徴が一つも当てはまらなくても心配ない!

柔道整復師に向いている人は、手先が器用でコミュニケーション能力や清潔感、観察力のある人です。また、謙虚で向上心を持ち続けることも重要です。一方で、責任感や忍耐力の無い人は柔道整復師になってから苦労が多いかもしれません。

しかし、向いている特徴が当てはまらない人や向いていない特徴に当てはまる人でも悲観する必要はありません。現場で患者さまに感謝される経験や、セミナーの受講によって柔道整復師に必要な技能を得られる可能性があります。

万が一、1つの職場でどうしても苦手意識を克服できない場合でも、柔道整復師は整骨院以外にも介護施設やスポーツジム、エステサロンなど活躍できる場が多くあるので転職など広い視野を持つのも良いでしょう。

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