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理学療法士の志望動機・履歴書・職務経歴書の書き方とポイントをご紹介!

理学療法士

理学療法士としての就職や転職を目指すとき、志望動機や履歴書、職務経歴書の作成と提出が求められます。

自分の希望する職場に就業するためには、志望動機や履歴書、職務経歴書で他の応募者と差を付けなければいけません。

これから就職や転職を目指す理学療法士の方のために、志望動機や履歴書、職務経歴書の書き方とポイントを解説します。

1.理学療法士の志望動機のポイント

志望動機では、理学療法士を目指した理由と、応募先を志望した理由を盛り込みます。理学療法士の志望動機の書き方のポイントを解説します。

①.理学療法士を目指した理由

理学療法士は専門的な医療職です。志望動機では、なぜ臨床や医療の現場を志したか、他の医療職ではなく理学療法士を目指したかの理由を明確に伝えましょう。これらの理由が伝わる具体的なエピソードを盛り込むことで、採用担当者へより熱意を伝えられます。

新卒で理学療法士を目指す場合は、理学療法士としての実務経験をアピールできません。志望理由を具体的に述べることで、自身の熱意や適性を強調することが重要です。過去の経験や将来の目標を交えた具体的なエピソードから理学療法士を目指す理由を伝えましょう。

②.応募先を志望した理由

応募先の病院や施設をなぜ志望したかは、採用担当者がもっとも知りたいポイントです。

採用担当者は応募先を志望した理由から、職場での適性があるか、長く働けるかを見極めています。応募先の病院やリハビリ施設の特徴をしっかりと把握した上で、応募した熱意を伝えましょう。

応募した理由が明確ではない、給与や福利厚生などの待遇面のみを理由としていると、悪い印象を与えてしまう可能性があります。熱意を持って応募先で働きたい理由を伝えて、面接官に好印象を与えられるようにしましょう。

③.求められる人物像とマッチしていることを強調

仕事に対する考え方、やりたいこと、理学療法士として目指す方向性、理想とする理学療法士の姿などが、応募先の条件と合致していることが重要です。

募集要項に求める人材などが記載されている場合は、自分が求められている人物像とマッチしていることを志望動機で強調しましょう。

理学療法士として専門的な業務に付きたい場合、理学療法やリハビリに特化した医療・介護施設や、専門技術を習得できる教育制度や研修が充実している応募先を選ぶことも重要です。

④.応募先でどのように活躍したいのか

応募先に就職後、どのように活躍したいかも志望動機に盛り込みましょう。入社や入所後、どのように活躍するかを採用担当者が具体的なイメージできることはとても重要です。

具体的には、過去の経験や目指す目標、就きたい役職、高めたい専門性などを盛り込んで、キャリアプランを提示できるとイメージしやすくなります。

具体的なキャリアプランを伝えることで、採用担当者が入社または入所後理学療法士として活躍姿を具体的にイメージでき、好印象となります。

2.理学療法士の志望動機のNG例

理学療法士として希望の就職先で就業または転職するためには、志望動機での注意点も踏まえておく必要があります。

理学療法士の志望動機として、やってはいけないことを解説します。

①.自分にとってのメリットばかり説明する

志望動機で、自分にとってのメリットばかり説明するのは避けましょう。

具体的には「給料が高いから」「残業が少ないから」「キャリアアップできるから」などです。自分にとってのメリットばかり説明すると、応募先側が自分を採用するメリットを伝えられません。

他に条件の良い職場があれば離職するリスクがある、採用しても定着しない、と受け取られてしまう可能性があります。

また、「自分のことしか考えていない人」と受け取られ、医療職としての適性がないと判断されるリスクもあります

②.志望動機が具体性に欠けて明確でない

志望動機が抽象的、曖昧な場合採用担当者への熱意が伝わりません。

たとえば「病院の規模が大きい点に魅力を感じたから」のみ書かれていると、他に該当する大きな病院はたくさんあります。一般的でどの病院や施設にも使える志望動機ともとられてしまうため、志望動機作成に注力していない印象も与えてしまうかもしれません。

「〇〇という技術を取り入れて最先端のリハビリを提供している」「地域に密着した診療体系を確立している」など、応募先ならではの魅力や特徴を志望動機に具体的に盛り込むことが重要です。

③.前職に対する不満

ネガティブな理由は志望動機として不適切です。特に転職の場合前職での待遇不満や人間関係の問題を志望動機としてしまうと、採用担当者へ悪い印象を与えてしまいます。

「適切な評価を得られる人事制度に魅力を感じている」「チームワークを重視する社風が自分に適していると感じた」などの、前向きな視点で志望動機に盛り込むようにしましょう。

3.理学療法士の履歴書の書き方

理学療法士として就職、転職する際には履歴書も作成します。就職や転職を成功させるための、履歴書の書き方のポイントを解説します。

注意ポイント

履歴書の注意ポイントとして、手書きとパソコンどちらで作成するか、誤字脱字はないかがあります。それぞれの注意ポイントについて解説します。

手書きvsパソコン

履歴書は手書きまたはパソコンで作成します。

パソコンで作成すればPCスキルをアピールでき、書き損じによる書き直しの手間がない、複数の応募先へも使い回しができるといったメリットがあります。

手書きの履歴書は思いを込めて作成できる一方で、間違えたときには修正できず書き直しが必要になります。

応募先の特徴や履歴書作成に充てられる時間などを考慮し、パソコンか手書きかを選びましょう。

誤字脱字チェック

手書きとパソコン、どちらの方法で履歴書を作成した場合でも必ず誤字脱字のチェックを最後にしておきましょう。

目視での確認だけでなく、一度声に出して履歴書の内容を読んでみると、見逃しがちなミスも発見しやすくなります。

時間があれば、家族や友人、学校の先生、職場の同僚などの第三者に履歴書に目を通してもらい、気になるところがないか確認するのもおすすめです。

履歴書の基本マナー

履歴書を作成する際の基本的なマナーについても抑えておきましょう。見落としがちなポイントをご紹介していきます。

・テキストの色は黒を使う
・証明写真は使いまわさず新品のものを丁寧にまっすぐはる
・西暦と和暦はどちらかに統一する
・志望動機のようなフリーテキスト欄は空白を少なくする
・フリーテキスト欄は読みやすい文字サイズと余白を意識する
・印鑑は朱肉を使うタイプのものを利用する

4.理学療法士の職務経歴書の書き方

理学療法士として転職をする場合、職務経歴書の作成と提出も求められます。職務経歴書と履歴書の違いと、職務経歴書の書き方のポイントを解説します。

履歴書との違い

履歴書がこれまでの経歴を伝えるものであるのに対し、職務経歴書はスキルや能力、経験してきたことを伝えるための書類です。

そのため、履歴書には決まった型があるのに対し、職務経歴書にはさまざまなパターンが存在します。

ただ、どのパターンであっても理学療法士にとって外せないポイントはあるため、詳しく見ていきましょう。

職務経歴書のポイント

職務経歴書の書き方のポイントを具体的に解説します。

仕事内容・実績を詳細まで具体的に書く

職務経歴書は、職歴に対して履歴書よりも詳細な内容を記載します。勤務先の業態、利用者数、スタッフの人数、具体的な仕事内容、役職などを正確かつ分かりやすい表記で記載します。

過去の評価や実績については「月あたり〇名の患者様を担当」といったように、具体的に数値を記載しましょう。応募先が求めている人物像やスキル、知識にマッチした過去の評価や実績を記載することで、効果的な自己アピールにつながるでしょう。

逆に求められていない知識やスキルをアピールしても効果はないため、採用担当者の目線に立った評価や実績を記載することが重要です。

資格・免許

理学療法士の免許や関連資格は、省略せず成績名称で記載しましょう。たとえばケアマネジャーの資格は「ケアマネ」ではなく「介護支援専門員」と記載します。

リハビリ関連以外の資格でも、業務に活用できそうなものはすべて記入しましょう。たとえば通所リハビリ施設は送迎で自動車を運転する可能性があるため、普通自動車の免許を取得している場合記載すると採用に有利となります。

自己PR

職務経歴書では、自己PRを詳細に記載できる特徴があります。自己PRには、以下の内容を記載しましょう。

・今までの業務経験から得たスキルや実績
・採用担当者の目線から見て納得できる転職理由・
・応募先でやりたい仕事
・キャリアプランを踏まえた今後目指す理学療法士像

上記の内容を具体的に記載することで、採用担当者へ熱意を伝えられます 。

5.まとめ:理学療法士の志望動機の作成について

今回は理学療法士の志望動機の書き方について解説してきました。

志望動機が求められる機会は、履歴書・職務経歴書・面接と多岐にわたり、就職/転職活動において欠かせないものです。

どの機会であっても、今回ご紹介した作成のポイントとNG例は有効ですので、ぜひ参考にしてみてください。

理学療法士の志望動機のポイント
・理学療法士を目指した理由
・応募先を志望した理由
・求められる人物像とマッチしていることを強調
・応募先でどのように活躍したいのか

理学療法士の志望動機のNG例
・自分にとってのメリットばかり説明する
・志望動機が具体性に欠けて明確でない
・前職に対する不満

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